おやこアイディアソンでは、

(1)グループごとにアイディアを出して
(2)企画にまとめ、
(3)プレゼンテーションしていただきます。

そして…
プレゼンテーションは、「コンテスト方式」なので
評価の高いアイディア・プレゼンテーションを
「表彰」します。

賞を授与されなかったチームは、がっかりしますよね…。

ここで伝えたいのは、
賞に選ばれなかったとしても
優れたアイディアはたくさんある…ということ。

実際、第1回のアイディアソンでも、
審査員の間で、最後まで迷いました。
でも、選ばなくてはならない…

選ぶ苦しみもあるのです。


また、第1回おやこアイディアソンの後で
ブラッシュアップ講座に参加した小学校1年生。
その作品が、コンテストの全国大会出場が
決定したのですが、一方で、
残念な思いをした小学生もいたのです。

そこで、こんなお話をしました。

受賞者を決めるのは、あくまで「賞を授与する人たち」。

アイディアの本当の価値は、「賞」ではなくて
どれだけ誰かの役に立つか…が重要。

選ばれなかったなら、もっと良いアイディアに変えていけば良い

ということ。



先日も、別の記事に書きましたが…

ノーベル賞を例に、お話してみましょう!!

「ノーベル賞」とは…

ダイナマイトの発明者として知られる
アルフレッド・ノーベルの遺言に従って、
1901年から始まった世界的な賞である。

物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、および経済学の
「5分野+1分野」で顕著な功績を残した人物に贈られる

    <wikipediaより引用>

今年も発表されて、受賞者に注目が集まりましたね!

ノーベル物理学賞には、それまでとは全く違う
「宇宙の常識」を決める上で、重要な発見をした人が
選ばれました。

詳しくは、こちらに。


また、ノーベル化学賞は、「リチウムイオン電池」という
今では、誰もが使っている便利なものにとって
なくてはならないもの。

その電池のアイディアを生み出し、
実際に作った人たちが選ばれました。

実際に作ったのが、日本の吉野彰さんですね!

そのリチウムイオン電池、
実は、宇宙でも使われていることを
こちらに書いています。


そのノーベル賞を授与するのは、皆さんご存知「ノーベル財団」
その賞金も、研究者の皆さんの今後の活動の力になりますね!

選ぶのは、「スウェーデン王立科学アカデミー」など
スウェーデンの各分野の専門機関なのです。

一方で、その人選について、物申している人たちも
いるわけです。

今年のノーベル文学賞についても色々意見が出ています。

また、過去には、実際に発見した人ではなく
その上司が受賞したという例もありました。


そう、あくまで、「ノーベル賞」は
「ノーベル賞を選出する機関が選んだ」もの。

それを教えてくださった方は、
まさに、後にノーベル賞を受賞する研究のすぐそばで
研究をされていた科学者。


選出されても、されなくても、
がっかりするのではなく、
自分のアイディアを大事にして
そのアイディアのお陰で助かる人たちのことを考え
自分のアイディアを、より磨いていくことこそ
価値がある…


そんな精神で、
引き続き、チャレンジしていって欲しいと考えています。

悔しさもまた、バネにしたいですね!!


12月8日(日)には、「第2回おやこアイディアソン」
開催予定です。

皆さんもぜひ、1度チャレンジしてみてください!!

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